そういえば煮物ってあんまり食べてないなぁ
外食で煮物って少ないもんね
目次
若い人が煮物をあまり食べない理由
若い人は忙しい
煮物は比較的時間がかかります。煮物を作るには、複数の食材を揃えなければなりません。仕事帰りにスーパーに寄って、必要な食材を全て揃えるのは、時間的に厳しいことも多いでしょう。鍋や調理器具の洗浄など、後片付けにも時間を要します。
また、長時間働いた後には、体力も消耗しており、料理をする気力がなかなか湧きません。疲れている時は、手軽に食べられるものや、温めるだけで食べられるものが欲しくなります。
仕事が忙しく、自炊する時間が取れないため、短時間で済む外食やコンビニ食に頼る機会が増えます。一人暮らしでは、大勢で食べることを想定した煮物の需要が低いこともあります。
さらに外食やデリバリーサービスの発展により、様々な種類の料理が手軽に食べられるようになったことも、煮物を食べる機会の少なさに拍車をかけています。
若い人はこってり脂っこいものが好き
思春期や若年期は、身体が急速に成長する時期であり、多くのエネルギーが必要です。脂質は高カロリーな栄養素であり、成長期のエネルギー源として認識されている側面があります。
また、若い世代は多様な食文化に触れる機会が多く、刺激的な味を求める傾向があります。こってりとした料理は、味覚を刺激し、飽きさせないという点で魅力的です。
インスタント食品や外食は、濃い味付けや油っこいものが多く、このような食事に慣れている若い世代は、家庭料理であっても濃い味付けを好む傾向が見られます。
さらに、こってりとした味は、幸福感をもたらす効果があると言われ、ストレスを感じている若者にとっては、それを解消する手段の一つになっている可能性があります。